こんにちは。yujiです!前田祐二さんの『メモの魔力』を読んだので、僕にとって参考になった部分をまとめます!

「僕自身が頭の中でやっていることをスラスラと言語化してもらっているようで、読んでいてとてもすっきりする本でした。」
『メモの魔力』とは。
メモの魔力で出てくる『メモ』は、ただの覚え書きではありません。目的は記録ではなく「アイディア」を出すことです。
自分の目の前で起こること、朝見たニュース、本で読んだことなど、身の回りで起こることすべてが『メモ』の題材となり、
具体→抽象化→転用
でアイデアを生み出すのが、この本の『メモ術』です。
そしてこの本で詳しく書かれているのは、メモのノウハウではなくメモを取る”姿勢”の部分。
「具体→抽象化→転用」と書いてもわかりにくいですが、著者の前田さんがこれまで積み重ねてきた『メモ』から、わかりやすい実例をたくさん挙げてくれているので、スッと理解できる内容だという印象です。
また、僕自身が頭の中でやっていることをスラスラと言語化してもらっているようで、読んでいてとてもすっきりする本でした!

「前田さんが人生について考えつくした結晶がこの本だという感じです。」
✔秋元康さんからの帯コメント
「新たな発想をするために特別なことをする必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。」

「このように、秋元康さんが帯を書いています。」
『メモの魔力』は僕のツイッターでやっていることそのものでした!
『メモの魔力』の力は、アイデア創出の範囲に収まらない。
『メモの魔力』は、世の中で起きていることを全て抽象化するということ。そしてそこから抽出した真理を別のモノへと当てはめて「アイデアを探す」ことを主な目的としています。
しかしこの本を読んだ個人的な感想では、『メモの魔力』の力はアイデア創出の範囲に収まらないんじゃないかと感じています。
『悩み解決』にめちゃくちゃ使えます!
世の中で起きていることを全て抽象化できるなら、自分の悩みにも応用できるのではないでしょか?
「心を痛めたこと」や「どうしても解決できない悩み」をどう受け止めて、どういう距離感を置いて、どう乗り越えていくか。僕のツイッターではその答えを提案し続けています。
右も左も分からないなか
外の世界に放り出されできないなりに頑張ってきた
臆病な自分を
優しく受け入れてあげよう。これからどんな未来が
待っているかわからないけれど頑張ってきた自分の足跡を見れば
苦しい1日も乗り越えられる。今日を乗り越えれば
生きる希望のある朝に
また出会える🌱 pic.twitter.com/qoPhQ49Tff— yuji🌱 (@yuji_lifechange) February 1, 2020
このように様々な悩みからその本質を見つけ、その他の悩みに転用することを繰り返しています。このプロセスが、まさに『メモの魔力』と同じだと感じます。
✔メモの魔力
ファクト
↓
抽象化
↓
アクション
この流れがそのまま、僕のよくやっている悩み解決の流れに重なります。
✔僕のツイッター
【ファクト】様々な悩み。
↓
【抽象化】俯瞰して言語化することで、本質が見えてくる。
↓
【転用】少しでもいい見方をする。改めて受け止める。
以上のようにきれいに当てはまります。
この過程をツイッター上ですることで、自分のための『悩み解決メモ』が、誰かの役に立ったり、逆に新しい見方を教えてもらったり、自分だけじゃないと安心できたり。様々な共感を生んでいることを嬉しく思います。
自然と自分でやっていたプロセスですが、前田さんにこうして言語化してもらったことで、よりクリアに世界が見えるようになりました。

「言語化をできる前田さんがやっぱりすごい。」
僕はツイッターでつぶやいていて、自分自身が前向きになれた気がしました。
僕の場合はこのように、抽象化から転用までを全て自分の中でこなすことで、少しづつ思考が深まるような気がしています。
その深い『メモ』がたまるうちに、自分の中の他の悩みも次第に解決できるようになった実感があります!
ピンときた言葉!
『抽象化』のくだりで「アイデアを言葉にすること」に対する前田さんの姿勢が参考になったのでメモしておきます。
パスカルの例。
パスカルは、17世紀に活躍したフランスの哲学者、物理学者、発明家、実業家。「人間は考える葦である」など言葉で有名です。

「人間は自然の中でも葦の一茎のようにもっとも弱いものだが、宇宙よりも尊い。それは『考える』ことができる存在だから。」
ある日、パスカルが友人に送る手紙の最後にこう綴ったそうです。
「今日は時間がなかったので、手紙が長くなってしまった。」
つまり時間がなくてうまく抽象化できず、手紙が回りくどく本質から遠ざかり、長くなってしまったということを意味します。
要するに『物事は、時間をかけて考えれば、全てシンプルな言葉に落とし込める。』ということ。
僕たちの日常には複雑で雲をつかむような悩みが多いですが、『メモの魔力』のプロセスの中で「抽象化=無理やり言語化」することで世界は少しづつクリアになるはずです。
だから、見えない悩みが解決するための手段にもなるんじゃないかと感じています。
まとめ
前田さんは本書の中で『こんなにも情報が溢れていて、迷ってない人はいない。』と言います。
それと同時に『やりたいことが明確な人が幸せな人。』とも語っています。
何度も言いますが、メモの魔力は「具体→抽象→転用」。これをうまく活用して自己分析にも落とし込むことで、自分のやりたいことも明確になっていくんじゃないかなとも思います。
このプロセスのなかで僕たちの人生そのものの目標を見つけることが、『前田式メモ術』の最も高い目標なんだと感じました!
この本はKindle Unlimitedで読み放題です。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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