こんにちは、yujiです。
このブログでは、WordPressブログやアフィリエイトについて詳しく解説してます。

エックスサーバーで、新サーバーへの移行案内メールが届きました。
手続きの詳しい手順を教えてください。
以上のような、エックスサーバーを利用中の方の質問にお答えします。
エックスサーバーは、数年ごとに最新スペックのサーバー設備を導入しています。
そこでこの記事では、エックスサーバーの『新サーバー簡単移行』機能を使って、安全に最新環境へ移行する方法をまとめます。
※記事の後半では、サーバー移行後の注意点をリストアップしています。
▶【完全版】エックスサーバーとConoHa WINGを徹底比較
▶【注意】エックスサーバーの料金は高い?【他社との比較】
【解説】『新サーバー簡単移行』機能とは?
エックスサーバーを利用していると、数年に1度サーバーがアップグレードされます。
(※利用中のユーザーには「新サーバーの利用について」といったメールがエックスサーバーから届きます。)
そこで『新サーバー簡単移行』の申し込みをすれば、新しいサーバーにほぼ自動で移行できます。
今回のアップグレードでは、以下のような性能の改善がありました。
✔新サーバーの性能
・高速CPUの第2世代「AMD EPYC」を採用
・「オールNVMe」RAID10で読み込み速度が14倍向上
・搭載メモリを256GBから「512GB」に倍増
・サーバーのコア数を「48コア96スレッド」に倍増
こうしたハイスペックな環境下で、Webサイトの表示速度が大幅に速くなります。

次に、サーバー移行にかかる時間をまとめます。
【公式情報】データコピーから以降完了まで、どれくらいの時間がかかる?
新サーバー簡単移行にかかる所要時間について問い合わせたところ、エックスサーバー公式から以下のような返答がありました。
✔サーバー移行にかかる時間
・データコピー申請後、開始までは数時間~最大72時間程度
・データコピー自体は数時間程度
・サーバーへの切り替え作業後、DNSレコード情報が完全に反映されるまで最大24時間
このように、申し込み状況やサーバー上のデータ量に依るところが大きいですが、早ければ数時間で完了します。

続いて、サーバー移行前に知っておきたい注意点をまとめます。
【注意】サーバー移行ができないケースとは?
以下のような場合、新サーバーへの移行ができません。
✔サーバー移行ができないケース
・最新サーバーに非対応の古いPHPバージョンが選択されている場合
・独自SSLの発行申請中の場合
・IPアドレスベースの独自SSL設定がある場合
・サーバー利用期限が1ヶ月以内の場合
・移行作業で引き継げない設定情報がある場合
また、以下の設定は最新サーバー環境には移行されません。
・アクセスログ
・エラーログ
・自動バックアップ処理で取得したバックアップデータ
必ずしも重要な設定ではないので、特殊な状況がない限りは、スムーズな移行が可能です。

ここからは、実際のサーバー移行手順をまとめます。
『新サーバー簡単移行』でサーバーを切り替える手順
『新サーバー簡単移行』の手続きは、1時間ほどで完了します。
まずは、エックスサーバー「Xserverアカウント」にログインします。
ログイン後、左側のメニュー一覧から「新サーバー簡単移行」に進みます。
新サーバー簡単移行が利用可能であれば「移行可能」と表示されているので「データコピー申請」に進みます。
※サーバーの移行準備ができていない場合は「移行対象ではありません」と表示されます。

申請内容を確認し、再度「データコピー申請」をクリックします。
このようなポップアップが表示されるので「OK」をクリックします。
~ここからデータコピーが完了するまで数十分ほど待ちます。~
数十分程度たつと「データコピー完了」のメールが届きます。
(※当ブログでは40分ほどでした。)
ここで再びXserverアカウントにログインします。
「移行未完了のサーバーアカウント」というお知らせが表示されるので「実行画面へ」をクリックします。
新サーバー簡単移行ページで「データコピー完了」と表示されているので「サーバー切り替え」をクリックします。
~サーバー切り替えが完了するまで、数分待ちます。~
※サーバーの切り替え作業中は、サーバーパネルは利用できません。

しばらく経つと「完了のお知らせ」が届きます。
(※当ブログでは15分ほどでした。)
以上でエックスサーバーの『新サーバー簡単移行』は完了です。

最後に、サーバー移行後の注意点をリストアップします。
【重要】サーバー移行後の注意点
新サーバーへの移行後に気を付けたいポイントは、以下の4つです。
✔サーバー移行後の注意点
①サーバー移行後はしばらく放置する
②メール設定を保持する
③FTPのサーバー名を変更する
④新サーバーの不具合は自分で解決しない
⑤DNSレコードを修正する
詳しく解説します。
①サーバー移行後はしばらく放置する
移行後はDNS変更があるため、24時間ほど待つのがおすすめです。
サーバー移行中に更新したサイト内容は、アクセス状況が不安定となるため、旧サーバーに更新内容が保存されることがあります。
また、データコピーが完了した段階で旧サーバーに変更を加えても、サイトには反映されません。
そのため「新サーバー簡単移行」を利用中はWebサイトの更新作業は控えましょう。
※「hostsファイル」から新IPアドレスを設定する方法もありますが、よくわからない場合は時間で解決しましょう。
②メール設定を保持する
「サーバー切り替え」完了から24時間程度は、旧サーバーにメールが届く場合があります。
メールの取りこぼしがないように、メールソフトの旧サーバーの設定はしばらくは消さないようにします。
③FTPのサーバー名を変更する
FFFTPなどの「FTPアプリ」を使っている場合、接続先のサーバ名の変更が必要です。
※移行後はサーバー名が変更されますが、それ以外のユーザIDやパスワードなどは同じです。
④新サーバーの不具合は自分で解決しない
もしも新サーバに不具合などがある場合、14日以内なら旧サーバに戻すことができます。
移行完了メールのなかに「移行元サーバーについて」という部分があるので、リンクのマニュアルから復元が可能です。
※独自で対処するのではなく、必ずエックスサーバー側のサポートで復元してください。
⑤DNSレコードを修正する
サーバーパネルにログインし「DNSレコード設定」を開きます。
ドメインを選び「選択する」をクリックします。
『yujiblog.org TXT v=spf1 +a:sv○○○○.xserver.jp +a:yujiblog.org +mx ~all』の「変更」をクリックします。
「sv○○○○」が以前のサーバーの数字になっているので、新サーバーの数字を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
最後に「変更する」をクリックします。
これでDNSレコードの修正が完了です。
※以上の設定内容にはすでに「a:yujiblog.org」が含まれているため、SPFレコードが機能していないということはないですが、一応このように変更しておくといいかと思います。
まとめ:常に最新環境で使えるので、エックスサーバーは優秀
この記事では『新サーバー簡単移行』について手順を解説しました。
新しく契約する場合は、最新環境で始められることができます。
▶エックスサーバーでWordPressを始める
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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