こんにちは、yuji(@yujiblog)です。
このブログでは、WordPressとアフィリエイトのノウハウを解説しています。
エックスサーバーの料金が高いのはなぜですか?
他社よりもコストがかかる理由を教えてください。
以上のような、エックスサーバーの料金についての質問にお答えします。
- この記事の内容
-
- エックスサーバーの料金が高い理由
- 格安サーバーが犠牲にしているモノ
当ブログはコツコツ更新した結果、月間26万PVとなりました。
またアフィリエイト収入も増えており、現在は月20万ほどを稼いでいます。
本記事では、エックスサーバーの料金が高い理由について解説しました。
エックスサーバーは他社と比較すると料金が高めですが、それには理由があります。
「レンタルサーバー選びに悩んでいる…」という人向けに、最低限必要な情報をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事は3分でお読みいただけますm(__)m
エックスサーバーとは?
エックスサーバーは、国内シェア1位・処理速度No.1のレンタルサーバーです。
- こんな人におすすめ
-
- WordPressを手軽に始めたい
- 高速で安定したサーバーを使いたい
- 障害や事故を起こさない信頼あるサーバーがいい
このように、エックスサーバーはこれまで大きな障害や不具合を一度もおこしたことがなく、250万件の実績を積み重ねています。
また、利用者が多いのでネット上に情報も出ており、ブログ初心者の方でも安心して利用可能です。
ちなみに当ブログでもエックスサーバーを利用しており、トラブル無しの快適な運用ができています。
ここからは、エックスサーバーの料金が高い理由について詳しくまとめます。
エックスサーバーの料金が高い理由5つ
エックスサーバーの料金が高いのは、最高のサーバー環境を提供するために、様々な施策を行っているからです。
レンタルサーバーは、どの会社を見ても「値段相応のスペック」が用意されています。
つまり、料金が安ければ性能が低く、料金が高ければ高性能だということです。
その中でもエックスサーバーは「サーバー事業に特化した企業」で、常に最新設備への投資を続けており、サーバー品質を磨くことに余念がありません。
具体的には、
- AMD EPYC
- NVMe SSD
- KUSANAGI
- リソース保証
- 独自の高速化技術
といった技術を積極的に取り入れており、そのために料金が少し高めに設定されているということがわかります。
詳細は以下の通りです。
①AMD EPYC
エックスサーバーのCPUには、第3世代「AMD EPYC」が採用されています。
AMDのEPYCは、従来の製品とは比べ物にならない最高性能を叩き出している、とんでもないCPUです。(※インテルなんかより全然すごいです)
その価値は多くの企業を惹きつけていて、
- AWS
- Microsoft Azure
- IBM Cloud
- Google Cloud
- Alibaba Cloud
- ORACLE Cloud
- Tencent Cloud
- Meta
などのデータセンターで採用されています。
エックスサーバーは、こうした優れたCPUを使って演算速度を向上させています。
②NVMe SSD
エックスサーバーのストレージは、すべて「NVMe SSD」で構成されています。
NVMeは「Non-Volatile Memory Express」の略で、SSD高速化のために開発された規格。NVMeを使ったSSDは、通常のSSDと比較して大幅に処理速度が向上しているのが特徴です。
要するに、サーバーデータの読み書き・転送が圧倒的に速くなっているということですね。
またRAID構成は「RAID10」となっており、データが破損した場合の耐障害性と、アクセスの高速性を両立。
ただし、RAID10を組むにはストレージ容量が2倍必要になるため、エックスサーバーはここでも資金を投入していることになります。
③KUSANAGI
エックスサーバーでは「KUSANAGI」の高速化技術を導入しています。
KUSANAGIは、WordPressの高速化チューニングが施された仮想マシンイメージです。
要するに、WordPress表示に関わるすべての処理が最適化されており、世界最速クラスのWordPress実行環境が作られているということです。
エックスサーバーのユーザーは、何も高速化が設定されていない環境と比較すると、すでに15倍~20倍程度の高速化を実現できているわけですね。
④リソース保証
エックスサーバーでは「リソース保証」を宣言しています。
リソース保証は「あなたのためのCPU・メモリを確保しておきますよ」という仕組みで、他サイトに負荷がかかっても影響を受けなくなります。
ちなみに、各プランの割り当ても公表されています。
- スタンダード:仮想6コア/8GB
- プレミアム:仮想8コア/12GB
- ビジネス:仮想10コア/16GB
これは、高性能PCをまるまる1台使っているのと同じような状態です。
ちなみに他社サーバーでは、1つのサーバーに多くのユーザーを詰め込んで利益率を上げている面もあるので、個別の割り当てを公表できません。
つまり実は「リソース保証」というのは、エックスサーバーにしかできない強みとなっています。
⑤エックスサーバー独自の高速化技術
この他にも、エックスサーバーは独自の技術で高速化を達成し、また安全性も高めています。
- エックスアクセラレーター
- 自動バックアップ、復元
- 24時間365日のサポート
- セキュリティ対策
- サーバーパネル
- 無料独自SSL
- 転送量無制限
こういった部分にも人件費・開発費をかけて、快適なサーバー環境を構築しています。
以上のような設備や開発のため、エックスサーバーの料金は「少し高め」に設定されているわけです。
ブログ収益化を目指すならサーバーは安定性第一
ブログ収益化を考えている場合、サーバーの停止は致命的です。
実際にサーバーに障害が起こったときは、以下のような事態になります。
- サーバー障害時に起こること
-
- アクセスを失い収益化の機会を逃してしまう
- 長時間ダウンすることがわかる場合は他社への引っ越しが必要になる
- 自分で何時間もかけて移行作業するか、有償(数万円)で引越し依頼をする
このようになることを考えたとき、前もって「安定稼働」するサーバーを選んでおくメリットは大きいです。
ブログを収益化すれば、月数千円は余裕で回収できるので、まずは安心して作業できる環境を作ってください。
》エックスサーバーのWordPressの始め方
ここで、いわゆる「格安サーバー」の価格について簡単に解説します。
格安サーバーが低価格な理由は?
格安サーバーでは「ユーザーから見えにくい部分」のコストを削ることで低価格を実現しています。
たとえば、
- サーバーあたりの収容人数
- 稼働率、バックボーンの性能
- 実際の速度(※テスト値ではない)
- 保守、セキュリティの品質
- データのバックアップ体制
などの「本来重要だが目立たない部分」を犠牲にしているわけですね。
実際、頻繁に不具合を起こしているにもかかわらず「安い」だけの理由でブログ初心者に人気のサーバーも存在しています。
このように、価格と品質はトレードオフの関係です。
サーバー選びでは「安かろう悪かろう」なので、すべてを考慮して冷静に判断してください。
ちなみにエックスサーバーでは、ユーザーの目の届かない部分まで高性能(※数値も公表済)なので、安心して利用できます。
》エックスサーバー公式サイトを見る
続いて、エックスサーバーのプランごとの違いをまとめます。
エックスサーバーの料金プランの比較
エックスサーバーには、スタンダード・プレミアム・ビジネスの3つのプランがあります。
プラン内容は以下の通りです。(※サーバーのスペックはすべて同じです。)
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|
WordPress | 最高速 | 最高速 | 最高速 |
料金 | 495円/月 | 1,980/月 | 3,960円/月 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
リソース保証 | 6コア/8GB | 8コア/12GB | 10コア/16GB |
バックアップ | ○ | ○ | ○ |
メール・電話サポート | ○ | ○ | ○ |
サーバー | NGINX | NGINX | NGINX |
PHP | FastCGI | FastCGI | FastCGI |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
この中で、個人ブログで利用するならスタンダードプランが最適です。
エックスサーバーと他社サーバーの比較
エックスサーバーと他社サーバーの比較は、以下の通りです。
このように他社サーバーと比較すると、エックスサーバーは少し割高となっています。
しかし、安全性・信頼性を考えると、数百円の差は気にならないほどエックスサーバーは安心感があります。
デメリットもきちんと公開したので、こちらも参考にしてください。
》エックスサーバーのデメリットは?3年使ってみた感想と本音
エックスサーバーは性能と信頼に価値がある
この記事では、エックスサーバーが高い理由を解説しました。
エックスサーバーは、最高性能の設備投資と、安定した運営体制を提供しています。
長年の信頼が「高くても選ばれている理由」になっているので、ブログ運営をするならエックスサーバーを選んでおきましょう。
以下の記事ではWordPressの始め方を解説したので、ぜひ参考にしてください。
》エックスサーバーでWordPressを始める方法
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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