こんにちは、yuji(@yujiblog)です。
このブログでは、WordPressとアフィリエイトのノウハウを解説しています。
ブログはどれくらいの長さで書けばいいのでしょうか?
最適な文字数を教えてください。
以上のような、ブログ記事の文字数についての質問にお答えします。
- この記事の内容
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- 文字数はSEOに関係ない理由
- 文字数についての注意点
- SEO効果を高めるコツ
当ブログはコツコツ更新した結果、月間26万PVとなりました。
またアフィリエイト収入も増えており、現在は月20万ほどを稼いでいます。
本記事では、ブログ記事の最適な文字数について解説しました。
結論からまとめると、ブログ記事の最適な文字数はありません。
しかし、SEO調査では「検索上位記事は平均3800文字」というデータが出ています。
そこで「ブログは何文字くらい書けばいいのだろう…」と感じている人向けに、長文を書くべき理由をまとめてみました。
ぜひ最後までじっくりとご覧いただければと思いますm(__)m
※ブログ記事のボリュームを増やしたい人はこちら。
》ブログ記事の文章構成を考える6つの手順
SEOにブログ記事の文字数は関係ない
結論からまとめると、ブログ記事に最適な文字数は存在しません。
言い換えると、
- 文字数が多いからといって上位表示できるわけではない
- 文字数が少ないからといって評価が下がることもない
ということです。
SEOに文字数が関係ないことは、Googleのジョン・ミュラー氏が公式に発表しています↓
- 「100語以下であれば悪い、500語以上であれば大丈夫」のようなアルゴリズムはない。
- Googleはページ全体を見て評価している。
- 本当にユーザーにとって魅力的で関連性の高い検索結果(ページ)を評価している。
- 文字数が長いか短いか、画像がたくさんあるかどうかは全く関係ない。
また、Twitterでも同様のコメントをしています。
I agree with you & Mihai :). Word count is not indicative of quality. Some pages have a lot of words that say nothing. Some pages have very few words that are very important & relevant to queries. You know your content best (hopefully) and can decide whether it needs the details.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) July 24, 2018
「ページにテキストが少ないからといって、必ずしも品質が低いとは限りません。単語数と記事の品質は無関係です。」
このように、文字数の多い少ないによってブログが評価されることはありません。
長文のブログ記事がSEOに強い理由
しかし、文字数の多い記事の方が、検索上位に表示されやすい傾向があります。
検索上位の平均は3800文字
Googleの検索結果を見ると、文字数の多い記事が上位に表示されています。
WE ANALYZED 11.8 MILLION GOOGLE SEARCH RESULTS
Backlincoの調査によると、検索上位TOP10の平均文字数は英語で1447文字(日本語だと3800文字ほど)となっています。
上位記事の文字数が多い理由とは?
上位記事の文字数が多い理由は、以下の通り。
- 読者のニーズに応える記事を書く
↓ - 網羅的に情報をまとめて2000~5000文字程度になる
↓ - 読者の満足度が高まる
↓ - Googleからの評価が上がる
このように、読者のニーズに120%応える記事を書くと、結果的に文字数が増えるというわけです。
ブログ記事の文字数を増やすメリットとは?
また、文字数を増やすと以下のようなメリットがあります。
- 文字数が多いメリット
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- 共起語を含みやすい
- 複数の検索キーワードでヒットする
- ロングテールキーワードで上位を狙える
- 多くの複合キーワードに当てはまる
- ユニーク単語数が増える
- 記事内の情報の網羅性が高くなる
- ページの滞在時間が長くなる
このように文字数が多いことで、検索される可能性が高まります。
ここで、SEOでの注意点をまとめます。
ブログ記事の文字数についての注意点
ブログ記事の文字数についての注意点はこちら。
- 文字数についての注意点
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- 文字数を増やすことを目的にしない
- 読者のニーズに合った文字数で書く
- コピーコンテンツの禁止
以下で詳しく解説します。
①文字数を増やすことを目的にしない
ブログの文字数を不自然に増やすのは、SEOで逆効果です。
数年前までは「長文SEO」がテクニックとして流行していましたが、現在は通用しません。
文字数はあくまで目安なので「読者の役に立つ」ことを目的にシンプルな記事を書きましょう。
②読者のニーズに合った文字数で書く
ブログ記事の最適な文字数は、読者のニーズによって変わります。
- 結論だけが求められている
→シンプルな記事 - 深い考察が期待されている
→深く読み込める記事
このように、求められた情報量で書くことを意識すると効果的です。
また、
- ビッグキーワード(検索ボリューム10000以上)
→情報量が多く1万字を超える - ロングテールキーワード(検索ボリューム500以下)
→4000文字でニーズに的確に答える
というように、キーワードの規模によっても柔軟に変更しましょう。
③コピーコンテンツの禁止
言うまでもないですが、文字数を増やすために他サイトの内容を無断で引用するのは禁止です。
また、コピーコンテンツについてはGoogle公式でも評価しないと念押しされています。
- 独自のコンテンツを推奨
- 新鮮な独自のコンテンツを作成を推奨。ユーザーに付加価値をほとんどもたらさない、既存のコンテンツの焼き直し(またはコピー)は避けるべき。
(Google検索セントラル)
以上が、ブログ記事の文字数についての注意点です。
ブログ記事のタイトルは30文字まで
ちなみに、最新のGoogleアルゴリズムでは、記事タイトルは30文字前後が最適となっています。
当ブログでも文字数を意識してタイトルを変更したところ、アクセス数が大幅にアップしました。
タイトルはSEO対策の効果が出やすい部分なので、今すぐ実践してみてください。
タイトル文字数についての詳しい解説は、以下の記事にてまとめています。
》ブログ記事のタイトル文字数は30字まで
ここからは、検索上位に表示されるためのコツを紹介します。
ブログ記事のSEO効果を高める6つのコツ
ブログ記事のSEO効果を高めるコツはこちらです。
- 記事を検索上位に表示させるコツ
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- 質の高いコンテンツを作る
- 1記事1キーワードで作成する
- 独自性・網羅性を意識する
- E-E-A-Tを意識する
- 定期的にリライトする
- WordPressテーマを使う
①質の高いコンテンツを作る
Googleは何よりもコンテンツの質を重視しています。
以下は、Googleが公開している「良質なサイト」の基準です↓
こちらは少々長いですが、一度目を通しておくのがおすすめ。
小手先のSEOよりも、コンテンツの内容が大事だということがわかります。
②1記事1キーワードで作成する
検索上位を狙うなら、検索キーワードに合わせたコンテンツ作りが必須です。
- 1記事1キーワードが大切な理由
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- Googleは1テーマに特化されたページを好む
- 複数テーマが混在している場合、どのキーワードでも上位表示されない
- テーマが増えすぎると読者のニーズを満たせない
このように、記事ごとの目的をはっきりさせることが、SEOの基本となっています。
読まれるブログ記事を書くには「検索されるキーワード」を狙って書くことが必須なので、キーワード選定は必ず実施してください。
_________________
このように、無数にあるキーワードの中から「書く意味のあるキーワードだけ」を選び、効率的にブログを伸ばしていきましょう。
》ブログキーワード選定のやり方6ステップ
③独自性・網羅性を意識する
SEOに強い記事を作るには、独自性と網羅性を高めましょう。
- 独自性:オリジナルコンテンツで他サイトと差別化する
- 網羅性:読者が知りたい情報をすべて掲載する
(Googleウェブマスター向け公式ブログ)
このような2つの基準を意識して記事を書くと、Googleから評価される記事になります。
例えばブログ記事で独自性を出すには、
- 自分の経験談を語る
- 独自のデータを掲載する
というように個人の実体験を語るだけでもOKです。
④E-E-A-Tを意識する
最新のGoogleアルゴリズムでは、E-E-A-Tが重視されています。
- GoogleのE-E-A-T(検索評価者ガイドライン)
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- Experience/経験
コンテンツ制作者が、そのトピックに必要な実体験や人生経験をどの程度持っているかを考慮。
たとえば、個人的にその製品を使ったことのある人の製品レビューと、そうでない人のレビュー、どちらを信用しますか? - Expertise/専門性
コンテンツ制作者が、そのトピックに必要な知識や技術をどの程度持っているかを考慮。
たとえば、熟練した電気技師のアドバイスと、電気配線の知識がないアンティーク住宅愛好家のアドバイスでは、どちらが信頼できますか? - Authoritativeness/権威性
コンテンツ制作者やWebサイトが、そのトピックの有力な情報源としてどの程度知られているかを考慮。
たとえば、パスポートを取得するための政府の公式ページは、パスポートの更新に関するユニークで公式な、そして権威ある情報源となります。 - Trustworthiness/信頼性
そのページが正確であるか、誠実であるか、安全であるか、信頼できるかなどを考慮。
たとえば、商品のレビューは、正直で(商品を売るためだけでなく)他の人が十分な情報を得るのに役立つように書かれるべきです。
- Experience/経験
以上をまとめると「専門的な内容で、信頼できる情報ソースであること」が大切です。
⑤定期的にリライトする
ブログ記事は、定期的にリライトすることで大きく検索順位を伸ばすことができます。
20~30位の記事をリライトすれば、アクセス数が数十倍に跳ね上がります。
リライトのやり方は、
- 最新の情報に切り替える
- 読みやすい構成に変更する
- タイトルを修正する
- 関連記事のリンクを貼る
となっており、これで効果が出るので新しい記事を書くよりもコスパが良いですよ。
やみくもに記事を書いても消耗するだけなので、作業を効率化しましょう。
》ブログ記事のリライトのやり方
⑥WordPressテーマを使う
ブログのSEOを強化するには、内部対策が必須です。
例えば、次のような「最低限の要素」を整えておくことがGoogleの高評価に繋がります。
- titleタグ
- h1タグ
- metaタグ
- altタグ
- sitemap.xml
- robots.txt
- URLの正規化
- 表示速度
- パンくずリスト
- モバイルフレンドリー
そして、以上のすべての対策はWordPressテーマを利用すれば解決します。
おすすめWordPressテーマは以下で紹介していますので、参考にしてみてください。
》おすすめWordPressテーマ15選
以上が、ブログ記事のSEO効果を高める6つのコツです。
さらに詳しいSEO対策については下記にもまとめていますので、内容が被る部分もありますが、ぜひご覧いただければと思います。
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①WordPressを使う
②検索キーワードを軸に記事を書く
③まずは30記事を書く
④内部リンクを貼る
⑤魅力的なタイトルを付ける
⑥読者の体験を快適にする
⑦定期的に更新する
⑧独自性・網羅性・E-E-A-Tを意識する
⑨SNSと連携する
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以上を徹底した結果、当ブログでは月間25万PVを越えるようになりました。
どれも基本的なことですが、以下の記事では深掘りして解説しています。
》ブログアクセス数を増やす方法9選
ブログ記事は「文字数」よりも「質」が大切
この記事では、ブログ記事の最適な文字数について解説しました。
要点をまとめると、
- SEOに文字数は直接影響しない
- しかし、読者のニーズに応えると文字数は増える
- SEOはコンテンツの質が大切
となり、文字数を気にするよりも、ユーザーファーストで記事を作ることが重要となっています。
以下では、読者のニーズに応える記事の書き方をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
》ブログ記事の書き方9ステップ【月26万PV読まれる14のコツ】
また、「ブログに書く内容が見つからない…」という人は、こちらの記事でネタを探してみてください。
》【ブログ記事のネタの探し方15選】ネタ切れを解決する方法
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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